ライヴ報告:「白楽Nap(@横浜・白楽)」でのライヴを終えて

ライヴ報告です。

少し日が経過してしまいましたけれど・・・。

今回は、2025年5月23日(金)の「白楽Nap(@横浜・白楽)」でのライヴ、これのご報告をさせてもらいます。

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《ラッキーと疲労感とで》

2025年5月23日(金)の「白楽Nap(@横浜・白楽)」でのライヴについて、いつもの通り、あれこれと無駄なことも含めて書かせてもらうよ。

 

前々日くらいまでの週間天気予報では雨の予報となっていたこの日、加えてこの日の前日までの3日間は季節外れに真夏のような暑さで、が、ライヴ当日のこの日は薄曇りに晴れ間もあって比較的過ごしやすい陽気となった。

そう、私、ライヴ当日に、雨に降られることは極々僅かでしかなく、この日のように事前の天気予報に反して、何かしら事の当日において天候に恵まれると、これだけで「ラッキーだなぁ」といった気分になる。そして、こんなときだけ都合よく天に向かって感謝するのだな。

 

この日のライヴ会場は、「白楽Nap」だ。

天候にも恵まれて、私は上々の気分で、自宅より電車を乗り継いで約2時間を掛けて横浜・白楽へ。

 

16:50頃、東急東横線「白楽」駅に到着。

横浜・白楽の地に着くのは昨年の12月以来だ。

あれ、こんなに遠かったっけ・・・? 私めの身体が、疲れたなぁ、と愚痴っている。

ギターやらライヴ前に軽く食する用の飲食類やらを背負い、ライヴ本番用の服や靴などを入れたキャリーケースを引きずりながら、ま、でも2時間くらいの移動は慣れているはずなのに・・・。

ぅん~、歳だな。認めよう。

 

「白楽」駅から徒歩で2分ほど、「白楽Nap」が入っているそのビルの前まで来ると、この少々の疲労感にトドメを刺すのが、やや急な階段を3階まで上がっていく、という試練だ。この試練を越えないと「白楽Nap」には辿り着けないのだな。

あぁ疲れたぁ~、といった感覚がありながら「白楽Nap」の入口ドアを開けると、スタッフの新山さんと代表の竹村さんとが明るく出迎えてくれた。次いで、先に入店していた他の出演者の方たち・・・Kirari☆さん、彦山広一さん・・・とも挨拶を交わし合った。

こうした間に何だかほっとした気持ちになった。すると、天候に恵まれたラッキーな気分と移動による疲労感とで(+)(-)0 の、我が精神の状態は丁度好い具合のところに在るように思えた。・・・ナンテね。

 

《奇怪な声について説明》

それから間もなく、サウンドチェックに入った。

とその前に、いつものように、喉を軽く温める。

少々奇怪な声でウォーミングアップするものだから、何処のライヴ会場でもそうなのだけれど、毎回この奇怪な声の説明をしなければならない。要は、「フースラー・メソッド」と「ゴルジャ・メソッド」とを併用したボイストレーニングの、これに依るウォーミングアップの方法なのだ、と。

で、最近の私のサウンドチェックは、この「フースラー・メソッド」と「ゴルジャ・メソッド」とについて説明している時間の方が長い。実際のサウンドチェックは、ライヴの1曲目に予定している曲を1コーラスと少し歌い演奏するだけで、10分も掛からず終えている。特に、「白楽Nap」の代表兼音響担当の竹村さんとは10年以上の付き合いがあって何も心配ない。この日は実質5~6分でサウンドチェックを済ませた。・・・ウォーミングアップを少々急いで、このサウンドチェックの時には声が十分に出ていなかったのだけれどね。

 

《ライヴ本番》

18:20、開店。

18:40、ほぼ予定通りに開演。

 

この日の出演者(出演順)は、

1.Kirari☆ (Vocal & DTM:15分)さん

2.なお、(Vocal & A.Guitar:30分)さん

3.彦山広一(Vocal & A.Guitar:30分)さん

4.(私:40分)

 

私は自身の出番まで、和やかぁ~な雰囲気の中、出演者それぞれの歌声・演奏が、それぞれの音楽が、それぞれのライヴ・ステージが客席と共に更に居心地の好い時間と空間とを次々と生み出していく、そんな感覚を客席で味わせてもらっていた。「Kirari☆」さんのも、「なお、」さんのも、「彦山広一」さんのも、それぞれの演奏と音楽にそれぞれの持ち味が出ている感じがして、とても心地好いのだった。

 

そして、私の出番。

3人の出演者が創り出してくれた居心地の好さを引き継ぐことも心掛けて、ステージへと上がった(つもり)。

「白楽Nap」から出されている今回のお題は「step by step」。

いつもなら、このNapのお題に苦戦する私なのだけれど、今回は私に都合が好いように思えた。

というのも、私がライヴで披露する曲たちは、大凡共通して、この「step by step」に繋がると思えたからだ。

なので、滅多にないことだけれど、冒頭に自己紹介と少しのトークをした後は4曲を続けて演奏し、これを客席の方々に聴いてもらった。

 

1.心にある足

2.届けるもの

3.桜、夢色

4.ねじれの位置

 

4曲を終えたろころで、また少しだけトーク・・・ちょっとだけ真面目な話もして・・・。

この後、5曲目を演奏した。

 

5.やさしい雨

 

《ただただ・・・》

昨年12月のツアーの頃からだ、なんの不安もなくステージに立つことができている。「上手く演奏できるかなぁ」、「客席にちゃんと届くかなぁ」、「愉しんでもらえているだろうか」などを考えたり、これらを不安に感じたりすることが全く無くなった。

そりゃぁ、本番直前まではとてもとても緊張している。

それでも本番開始となれば、日常の生活のうちに積み重ねられた現在の自分そのままに、その自分が奏でたいと感じている音楽をただただ歌いギターを奏でるだけ、といったような心持ちで居る。いや、「自分」という意識も殆ど消えて無いような、ぅん~、上手く言葉では説明できない感覚なのだけれど・・・。

 

兎にも角にも、この日のライヴも、この日ならではの、楽しく、心地の好い、喜びの在る、そんなライヴの一夜を過ごさせてもらった次第だ。

 

帰宅途中と帰宅後とに掛けては、例によって「独り反省会」を。幾つか思うことはあるけれど、今回ここには書かないでおく。

言えることは、「白楽Nap」の存在と、「白楽Nap」代表の竹村さんとスタッフの新山さん、ライヴ会場に居合わせた皆様、ライヴ会場にご来場いただくことなくても陰ながらでも応援くださった皆様、そしてこの日の好き天候と少しの疲労感も含めて、これらの全てにただただ感謝、感謝だ。

本当に、ありがとうございました。

 

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*上の写真は、「白楽Nap」の竹村さんに撮っていただいた出演者集合写真(カメラは私のデジタル一眼)

*下の写真は、私が撮った、同日出演者の「なお、」さん、「彦山広一」さん、それぞれライヴ・演奏中の写真

(・kirari☆さんの写真は、Kirari☆さん本人のご意向により載せていません。)