今日の一曲㉑:クイーン「ボヘミアン ラプソディ」

「今日の一曲」の第21回目。

ここのところ、クラシック音楽(しかも古典もの)が続いたので、今回は、イギリスのロックを紹介させていただく。

 

もう多くの方がご存じであろうQueen(クイーン)の「BOHEMIAN RHAPSODY(ボヘミアン・ラプソディ)」だ。

Queenの4枚目のアルバム「A Night At The Opera(オペラ座の夜)」に収録された曲だ。CDになって復刻盤が出されてもいるが、正真正銘のLPレコード盤のものだ(上の写真)。何?少し偉そうにして・・・(笑)。

LPレコード盤ではB面の4曲目に、この曲はある。

 

皆様の多くがご存じなので、今更、Queenについても、「BOHEMIAN RHAPSODY」そのものについても語らないが、私的にはやはり外せない一曲になる。

 

中学生時代だ。

勉強もできて、運動もできて、美人で・・・というような女子が同級生にいて、少し憧れていた。その彼女が洋楽を好んで聴くということを、当時、クラス内で班日誌というのがあって、たまたま彼女と同じ班になったことから、その班日誌なるものに書いてあるのを読んで知った。特にカーペンターズが好きだったらしいのだが・・・。

 

中学生男子だ、わかるだろう。誰もが憧れるような存在の女子が洋楽を聴くとなれば、否が応でも好奇心はそちらに向かう。ホント、中学生男子なんて幼くてアホだなぁ〜。あっ、失礼、私がそうだったということだな。

で、洋楽を聴き始めた。

笑えるか・・・、当時の本人は真剣だ(笑)。

 

 

土曜日の昼過ぎと、もう一つは夜だったように思うが、洋楽のベストランキングなどを紹介するラジオ番組があった。当時だから、「ラジカセ」だ。

現在ならスマートフォンを親にせがんだりするのかも知れないが、当時は中学生になったら、「ラジカセ」だ。そのラジカセで、ほぼ毎週欠かさず聴いていた。

カーペンターズ、ジョンデンバー、ベイシティローラーズ、オリビアニュートンジョン、ジョンレノン、ポールマッカートニー、ビージーズ、エルトンジョン、イーグルス、少し後だが、キッス、アバ、スティービーワンダー・・・・などなど、沢山の音楽に触れることができた。

それまでは音楽を聴くとなれば、クラシック音楽ばかりが中心で、日本のフォークや歌謡曲を少し聴く程度だったので、当時のラジオからの洋楽探索は大いにそんな中学生を刺激してくれたと思う。

 

中でも、印象的であったし、刺激的であった音楽が、Queenの「BOHEMIAN RHAPSODY」だった。それまで聴いてきた音楽とは明らかに違って聴こえた。

「えっ?・・・これロック?」というような曲の冒頭部分に引きつけられて、やがて、「おお、ロックだ!」という後半に入る。新鮮だったのもあるが衝撃的に聴いた記憶がある。

 

ラジオでは何週にも渡って1位にランキングされていたが、曲が長めで一曲まるごとはなかなか聴けない。小遣いを貯めてから、ようやく手にしたのが、この曲が収録されたアルバム「A Night At The Opera(オペラ座の夜)」だった。

 

そのうちに、昼休みの校内放送でも、放送委員会が校内の音楽ランキングを流すような企画が設けられて、Queenのこのアルバムの中の曲も「BOHEMIAN RHAPSODY」をはじめ、校内に流れるようになった。

 

中学時代の学校のお勉強となると、音楽と美術の成績は良く、体育は種目によって良いときもあったが、他の教科は・・・えへへ(汗)。

そんなだったが、英語だけは少しでも勉強したいと思って授業中を過ごした。

洋楽のお蔭だ。

いや、違った、何もかも万能だった少し憧れた女子のお蔭だな。

 

どうだ、オジさんにも、ほのぼのとした中学生時代があったのだよ(笑)。

 

が、真面目な話だ。英語だけでも勉強したい気持ちで授業中を過ごそうと、中学校に通っていたことは、ある意味、幸運なことだったと振り返る。

人間、十代くらいの年齢だと大抵がただ安易な方に流れる。少し苦手だと感じるものがあれば簡単に逃げてしまうものだと思う。ほとんどの者はそんなものだ。

だから、小学校や中学校、もしかすると現代の社会では高校もだと感じるが、学校というところは、もっと、もっと、生徒と先生が意思を疎通させながら触れ合って学べる場であるべきだ。先生も事務作業に追われて忙しいらしいが・・・。生徒も、「生き方」の何らかを指し示す大人は周囲におらず、自らへの向上心が薄れているらしい。闇雲に生きている中学生・高校生が多いのでは・・・?

ここで、教育論を述べるつもりはないので、そろそろ止めておこう。

 

ま、学校の勉強はあまり好きではなかったが、中学時代、学校は居心地の悪い場ではなかったように思う。洋楽にも興味をもてたし・・・(笑:素敵な女子のお蔭だけど)、それで音楽の楽しみ方がずうっと拡がったわけだから。やはり、幸運だよ。

 さて、少しだけ甘酸っぱい感情と共に、刺激と衝撃を印象付けた音楽、Queenの「BOHEMIAN RHAPSODY」を、「今日の一曲」として紹介させていただいた。