カテゴリ:混声合唱のための「うた」



19日 12月 2021
「今日の一曲」シリーズの第112回です。昨年の2020年は、殊クラシック音楽ファンにとっては、“ベートーヴェンの生誕250年”と、もう一つ、“武満徹の生誕90年”というものが、ある種、大事な節目として在ったわけでして…。特に“コロナ渦”においては、彼らの作品を通して、音楽の魅力や大切さのこうしたものをこれまでよりも余計に感じて過ごした、と、そういった方も多くいらしたのではないでしょうか。で、ベートーヴェンについては、昨年中に、私めもこの「今日の一曲」のなかで取り上げさせていただいた次第で。が、武満徹については、生誕90年にチラッとふれただけで済ませてしまったところがあって…。そこで、今回は、昨年から今年に掛けて私めが繰り返しよく聴いていた武満徹作品の、そのうちの一曲をご紹介しつつ、これに絡めて諸々語らせていただきたく思います。