カテゴリ:武満徹



19日 12月 2021
「今日の一曲」シリーズの第112回です。昨年の2020年は、殊クラシック音楽ファンにとっては、“ベートーヴェンの生誕250年”と、もう一つ、“武満徹の生誕90年”というものが、ある種、大事な節目として在ったわけでして…。特に“コロナ渦”においては、彼らの作品を通して、音楽の魅力や大切さのこうしたものをこれまでよりも余計に感じて過ごした、と、そういった方も多くいらしたのではないでしょうか。で、ベートーヴェンについては、昨年中に、私めもこの「今日の一曲」のなかで取り上げさせていただいた次第で。が、武満徹については、生誕90年にチラッとふれただけで済ませてしまったところがあって…。そこで、今回は、昨年から今年に掛けて私めが繰り返しよく聴いていた武満徹作品の、そのうちの一曲をご紹介しつつ、これに絡めて諸々語らせていただきたく思います。
26日 3月 2019
「今日の一曲」シリーズの第89回です。さて、昨年の夏から今年1月に掛けての私は、“資料作り”に励む毎日で、独り部屋で、地味ぃ~に、黙々と、その作業を続けていたわけですが。これが結構しんどい。作業もどうも捗らない。そんなこともあって、私は、部屋に音楽を流しながら進めてみることにしたのです。すると、これには相性のイイ音楽もあって、私のその作業を助けてくれる、そうした音楽にはおおよそ傾向があることも徐々に分かってきたのです。そこで、今回は、先ず、その“相性のイイ音楽”を届けてくれた盤と一曲に焦点を当てて、ご紹介させていただきたく思います。そして今回は、もう一つ、重大なことを初めて明かそうと思います。では、これらに絡めて、諸々語らせていただきます。