ライヴ報告:2つのAnniversary Live ①「Next Sunday 12周年」編

ご報告がたいへん遅くなってしまいました~。その原因も含めて・・・(汗)

 

「ああ~、まだ、(下あご右側が)腫れて少し歪んだ顔だなぁ~」

「右側のあごが十分に開けない、まいったなぁ~・・・」

丁度1週間前、突然の痛みを感じて口腔外科で手術をした。緊急性があるということで直ぐに受け入れてもらった。歯科医院・口腔外科なるところへ出向いたのは、子どものとき以来、47~48年ぶりくらいだろうか。

術後の翌日もカフェでの短いライヴがあって、顔が歪んだかと思うほどひどく下あごの右側が腫れたまま、「目を閉じて聴いてください」と、お客さんにお願いしながらライヴをした。

 

11月30日(木)、だいぶ腫れは引いてきたものの、自分の顔っぽくないような・・・。そして、この日、東京・阿佐ヶ谷にある「ライヴ小屋 Next Sunday」さんでは、11月を「12th Anniversary(12周年記念)月間」として日替わりで少し特別なライヴが開催されていて、その最終日を迎えようとしていた。

 

出演者は、出演順に・・・、

「びゃっきー(Vocal & Piano)」さん、「クルブシAtari(Vocal & A.guitar & Piano)」さん、「岩田亮(Vocal & Guitar)」さん、で、私くめは4番目、最後に出演する。

他の出演者さんは以前から知る人たちばかりだ。

が、12周年の Anniversary Live を、最終日・最後を締めくくるのが自分であることに、いつもとは少し違う責任を感じて臨もうとしていた。

 

19:00、ライヴがスタート!

自分の出番まで客席で聴く。

ざっくりとその音楽たちを聴いてみただけでは、私を含めて4人に共通した音楽性や音楽観は、まったくない。それぞれが異なるスタンスの音でありライヴ進行だ。なんだか、この統一性のないバラバラ感が面白過ぎるライヴの一夜が展開していく。唯一、「ライヴ小屋 Next Sunday」さんの12周年記念を祝おうという思いだけは、どのステージからも伝わってくる。

こんなバラバラ感の良さは、「ん~」、「へぇ~」、「そうかぁ~」、・・・と、やたら勉強になるというか刺激になる。お三方とも以前から知る人たちだけれど、決して同じところには留まってはいなかった。音楽もライヴも覚悟も確実に進化している。

そう感じられると、嬉しくなって、徐々に集中力も高まってくるのだった。

 

さて、私の出番。

せっかくの Anniversary Live に、右側のあごが十分に開けない感触と痛みもあって、万全な身体ではない状態に、たいへんな失礼さを感じてステージに立った。それでも、あたたかな音、丁寧な演奏、クスっと笑えて、でも真剣なライヴをと、いつものように心掛けた。

きっと、愛間純人らしい歌声とギターの演奏をお届けできたかと・・・。ただ、腫れてる下あごのせいでトークの活舌が少々鈍かったかな・・・(汗・笑)

まぁ、どうにか、Anniversary Live としても締めくくれたのでは・・・。

 

この日も、楽しいライヴの一夜を体感したのだった。

 

共に同時間・同空間に居合わせた皆様に、感謝、感謝です!ありがとうございました。

「ライヴ小屋 Next Sunday」さん、12周年、おめでとうございます!!