ライヴ報告(梅雨の晴れ間ライヴ・沖縄戦にもふれて「Next Sunday」編)

昨夜、6月23日(金)は、東京・阿佐ヶ谷にある「ライヴ小屋 Next Sunday」さんに出演させていただいた。

同日出演者は、出演順に、大口沙世(Vocal & Piano)さん、蜜田剛志(Vocal & Piano)さん、山西理彩(Piano)さんで、いずれの方とも、これまでに何度かライヴで御一緒していたりで仲良くさせていただいている方たちだ。

お三方が演奏されるピアノ、それが同じSTEINWAY&SONS(スタインウェイ)のグランド・ピアノであっても、当然、お三方それぞれの響きや音鳴りがあって、大口さんと蜜田さんはそれぞれの歌声をそのピアノの演奏と共に、そして、山西さんはピアノだけで真っすぐに、その音たちをそれぞれに届けてくれたように感じた。

客席に居る間、味わい深い、とっても心地よい想いで楽しませていただいた。

元来、ピアノ演奏が好きだというのもある。残念ながら自身は手が出せなかった楽器だが・・・(汗・笑)。でも、ホント、ピアノって好いなぁ〜。

 

・・・んなふうに客席で過ごしたものだから、これだけで心が満たされて、このまま自宅に帰っても良いような気分に(笑)。

 

まあ、そんなわけにはいかないので・・・4番目の出演者としてステージに上がらせていただいた(40分ほどのライヴ)。

 

この日はPA担当が坂元さんで、信頼し切ってステージに立てたこともあるのだが、「この日ならでは」のその思いのままに、その呼吸感と間で、歌い、ギターを演奏させていただいた。加えて進行のトークでも・・。

 

もちろん、客席の呼吸感も感じ得ながら進めたつもりなのだが・・・、これが、この日のライヴとして好ましいものだったかはお客さま各人が知るのみで・・・。

 

さて、「この日ならでは」というのは、6月23日だからだ。

沖縄は(個人的には「日本国中が・・・」と言えるようでなければと思っているが・・・)、「慰霊の日」だ。

僅かながらでもご縁があって約30年間で6回だけだが沖縄を訪れる機会があった(うち、途中9年間は病気で行けなかったが)。

その度ごとに、沖縄の人から沖縄戦に関する話などを聞く機会もいただいて、十分ではないかも知れないが私なりに勉強する機会を重ねてきた。

それで、「この日ならでは」という思いと覚悟をもってステージに立たせていただいたというわけだ。「この日ならでは」で歌い、演奏をして、トークでは、沖縄戦のことにもふれさせていただいた。

 

客席のお客さまは、もしかしたら違う楽しみ方を愛間純人のライヴに期待して客席に居らしたかも知れないのだが、それでも、熱心に耳を傾けていただけたかと・・・。

 

この日、同時間・同空間を共に過ごしてくださいました皆様に心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。